隠された記憶 オフィシャルサイトごくごく平和な
テレビキャスター、
ジョルジュ(
ダニエル・オートゥイユ)
の家に、ある日、不思議なビデオテープが送られてきた。
内容はジョルジュの家を正面から延々撮影し続けたもの。
そして、そのビデオテープと一緒に届けられた、口元から
血を流す人の絵。
子供が書いたような稚拙な絵。
それが届いた日から物語はスタートする。
家族には隠されていた記憶、差出人不明の謎のビデオテープとイラスト、
ストーリーは加速を続け、不幸な結末へと向かっていく。。。
ただ、この
映画、最後まで差出人は分からぬまま。
誰がどのような方法でビデオを撮影し、ジョルジュの隠された
、内緒にしていた記憶を掘り起こしたのか、一切不明。
映画の
キャッチコピーに「衝撃のラストカット」とある。
これが答を導き出すヒントとなっているかもしれない。
ラストカットには物語りの中心人物となるジョルジュの子供と、
ジョルジュの隠された過去と関係のある人物が、学校らしき
建物の前で談笑している。このカットは何を意味するのか?
ネット上で様々な解釈がされている。
どれも、このラストカットから解釈したものだ。
ジョルジュの子供とある人物の子供がいたずらで行ったことが
最悪の結末を招いたのではないか?
ジョルジュの子供とある人物の子供が悪意を持って計画的に
行ったのではないか?
などなど。
私は違う解釈をしている。
ラストのあのシーンはビデオ。そして、ジョルジュの家に届けられたもの。
事件は差出人不明のまま解決したのではなく、まだ、続いているのではないか?
誰が犯人か、何が目的か、そんなことは問題ではなく、
人が様々な過去を背負って生きていくとはどういうことか、
それを監督のミヒャエル・ハネケから突きつけられているのではないか?
そんな気がした作品でした。

posted by クランクアップ! at 01:37|
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